1949-11-16 第6回国会 参議院 厚生委員会 第4号
従つて遺伝であるということは考えてはおりませんが、併しながら子孫の将来のことも考えますし、従つて夫婦の希望と申しますか、本人の希望によりまして、いわゆる断種手術を施しておりますので、現在入つております夫婦の大部分は、すでに断種手術を受けております。従つてあとに子孫を残す憂いのない夫婦が大多数であるというふうに御了承願いたいと思うのであります。
従つて遺伝であるということは考えてはおりませんが、併しながら子孫の将来のことも考えますし、従つて夫婦の希望と申しますか、本人の希望によりまして、いわゆる断種手術を施しておりますので、現在入つております夫婦の大部分は、すでに断種手術を受けております。従つてあとに子孫を残す憂いのない夫婦が大多数であるというふうに御了承願いたいと思うのであります。
もちろん現行日本刑法第百八十三條のような、姦通に際して妻のみ罰するという偏頗な法律は世界中どこにもないので、新憲法の男女平等の原則に従つて、夫婦平等、両罰にすべきことは言うまでもありません。それならば、なぜ憲法が結婚生活の理想に向つてかくも強い規定をおいたかというと、私は結婚は社会秩序、社会道義の源泉であり、社会活動の原動力であり、種族保存の重要機能をもつものだからと思います。